前回は、アクティブセルに記載されている日付から、曜日番号を取得し、更に曜日を特定し隣のセルに記載。。。
まで行いました。
まだの方は、まずこちらから御覧ください。
それでは、今回は、『特定のセル（予め指定したセル）の日付 』から、
曜日番号を取得
⇒曜日を特定
⇒それを特定のセルの隣セルに記載
までやってみます。
目次
今回の目標
⇒実行（Ctrl+R）。。。
下記の様な表示 ↓↓↓↓
実現のスクリプトと解説
下記をコンテナバインドスクリプトのスクリプトエディターにコピペして、
保存（Ctrl+S）
⇒スクリプトを実行（Ctrl+R）。。。
【前提】コンテナバインドスクリプトで作成しています。
//ファンクション名を「dayOfWeek3」にする（ちなみに、dayOfWeek2は前回使用したので、dayOfWeek3にしましたが、dayOfWeek3の部分は、何でも良いです）
function dayOfWeek3(){
//スプレッドシートの「アクティブなスプレッドシート全体」を取得し、それを「ss」に代入
var ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
//「ss（アクティブなスプレッドシート全体）」の「アクティブなシートだけ」を「sheet」に代入
var sheet = ss.getActiveSheet();
//D2（指定するセルの範囲）を取得し、activeCellに代入
var activeCell = sheet.getRange("D2");
//曜日を表す文字列を持った配列を「allDayOfWeek」に代入）
var allDayOfWeek = ['日', '月', '火', '水', '木', '金', '土'];
//日付情報を扱うDateクラスを用いて「activeCell（A1のセル）」に記載されている日付を取得し、その日付から曜日（曜日番号）を取得し、その曜日（曜日番号）を「dayNum」に代入
var dayNum = new Date(activeCell.getValue()).getDay();
//「activeCell（A1のセル）」の場所から「0」=現状の行で、「1」=1つ隣のセルに、「dayNum（曜日番号）」を入れなさい。
activeCell.offset(0, 1).setValue(allDayOfWeek[dayNum]+'曜日');
}どうでしょうか？スプレッドシートに「○曜日」が表示されましたでしょうか？
まとめ
今回のスクリプトでは、
//「sheet（アクティブなシート）」の「現在選択している（カーソルがあっている）セル」を「activeCell」に代入
var activeCell = sheet.getActiveCell();を、下記に変更して指定したセルの範囲に変えました。
//D2（指定するセルの範囲）という範囲をactiveCellに代入
var activeCell = sheet.getRange("D2");こうすることで、アクティブセルの日付⇒指定した範囲（今回は1セルですが）の日付を指定することができるようになりました。
今回、セルの指定に”D2″という指定を行いましたが、ここは、
var activeCell = sheet.getRange(2,4);としても、”D2″を指定したことになるのです。
行数・列数を指定したgetRangeメソッドの使い方
スプレッドシートで指定した範囲を取得するには、”D2″とか、ダイレクトに入れてしまう事も可能ですが、
Sheetオブジェクト.getRange(行番号, 列番号, 行数, 列数)
という形で指定ができるので、今回の場合は、2行目のD列ですから
行番号：2
列番号：4
となります。
※「行数」「列数」は、範囲が複数に跨った場合に使用しますので、無しでも大丈夫です。
※もっと詳しい指定の方法は、別途まとめるようにいたします。
では次は、並んでいる全ての日付の横にに曜日が入るようにしてみましょう。
